最近、とても気になる荷主がいます。
それは鮮魚課北海チームのセリ場で見かける秋田県船川港「かねもと」です。
出荷されているのは一般鮮魚ではなく、アマダイ、アカムツなど色物と呼ばれる高級鮮魚です。
兎に角、出荷されてくる魚の仕立てがキレイ。
丁寧に魚を扱っていることが容易に伺えます。
そんな「かねもと」のアマダイを知らずに、23日(火)の休市前に㈲元初商店で購入していました。
人生2度目のアマダイ購入。
前回は「生食・刺身」で食べて、身肉の甘さに感動しました。
今回はやっぱり「焼き」しかないと思い、慣れない包丁捌きで背開きに挑戦しました。
ネットで処理方法を事前に確認し、まずはウロコは引かずに塩でアマダイの滑りを取り除きました。
アマダイに包丁を入れると、いきなり柔らかな身肉の洗礼を浴びてしまいました。
慎重に包丁を進め、頭を真っ二つに!
前回アマダイを捌く際に、鈍らな包丁を使い大失敗。
プロから見るとまだまだですが、素人としてはまあまあの出来かな。
振り塩をして余計な水分を抜いて旨味を凝縮。
使う塩は精製塩ではなく岩塩。
粒子が大きいため塩気が身肉に入りにくい岩塩は、魚や肉料理で程よい仕上がりを期待できます。
本当は1日くらい冷蔵庫で寝かすといいのですが・・・・・。
いざ焼いてみるとこんな感じで、上身が残念身割れしちゃいました。
水分を多く含むアマダイは、グリルの蓋を開けると湯気が立ち上がる程でした。
3尾を捌いたので焼き方も3通りにしましたが、全て水気が抜け切っていなかったかもしれません。
さすが高級魚、シッカリ焼いてもアマダイの良さは消えませんでした。
もし次があるならば、もっとじっくり腰を据えて調理したいと今回は大反省です。