今日は休市日の翌日だから?
鮮魚の入荷が少なかったように感じます。
しかし北海道・羅臼からは、初夏の訪れを知らせる時鮭(トキシラズ)が初入荷。
さすが今季初入荷の初物、取引値は「なるほど」と腕組みするレベルでした。
初物を食べると、寿命が75日延びると言われています。
興味がある人は是非、食べて欲しい逸品です。
今日の主役は時鮭じゃなくて、金色に輝くこの魚です。
何の魚なのか直ぐに分かられば、相当な魚好きです。
実はこの魚、間八(カンパチ)の幼魚なんです。
このサイズを何と呼ぶのか自信がありませんが、恐らく汐子(ショッコ)で良いと思います。
もう少し魚体が大きければ何とか食べれそうですが、微妙なサイズです。
写真を撮っていると仲卸の従業員の方からは、最近釣りをしてると、このサイズのショッコがかかり、結構楽しませてもらっているとプチ情報を頂きました。
日を追うごとに成長するカンパチの幼魚ですが、余りにも小さいと青臭いかもしれません。
でも体長20cmを超えてくると、半身を使って寿司ネタで利用しても美味しいです。
一年を通して安定した味わいを楽しめ、あっさり爽やか派は天然、カラダが脂を欲してる派は養殖など選択肢は様々。
時鮭には叶わないけど、ショッコもある意味初物です。
私は変な宗教家ではありませんが、自然の恵みには感謝を忘れずにいたいと思います。