かなりレアものが入荷しているとフグ太郎くんから情報を得て、大物低温倉庫に出向きました。
勿論ターゲットは、本マグロ。
沖縄県那覇市泊から出荷された143.6㌔の巨大本マグロ、沖縄近海はえ縄漁で獲られたものです。
まあ、兎に角デカイです。
隣りに極洋より出荷されたメキシコ産養殖本マグロ35.2㌔が並んでいますが、大人と子供くらいの魚体に差があります。
ただデカイだけじゃなく、身質もかなり良いようです。
天然と養殖の差があるものの、尾切りした断面の違いに驚かされます。
沖縄産天然本マグロの赤身は今まで見たことのない赤さで、通常質の悪いモノだと、赤い箇所が直ぐにどす黒く変色してしまうそうです。
腹の中は、大物の仲卸の方が是非中身も画像に残しなと言われ、撮影のお手伝いを頂きました。
薄いピンクで身もしっかり肉厚で、脂ものって非常に良さそうです。
マグロは一般的に1㌔の体重を増やすために、15~20㌔の餌を食べると言われています。
では目の前にいる143.6㌔の本マグロは、少なくても2~3㌧の餌を食べていることになります。
一体この本マグロは何歳なんでしょうね?