セリ場に鮮魚と丸干しとして姿を見せています。メヒカリ。
標準和名は、トカボッチ。一般的にはメヒカリ(目光)。
正式名称は、アオメエソと呼ばれています。
そして写真を見てもハッキリ判別が出来ませんが、アオメエソ科にはアオメエソとマルアオメエソの2種類がいるんですが、両者はほとんど区別されていないようです。
識別するポイントは、等長の長さと眼径の大きさで、何となく写真の中にも2種が混在している様にも感じます(苦笑)
メヒカリの旬は、冬から春先にかけて。身は白身で柔らかく、比較的脂がのっています。
このため、一夜干し、丸干しを素焼きにしたものが美味しく人気があります。
1990年代始めの頃は、単に雑魚のたぐいでしたが、現代人の嗜好の変化から、見直された深海魚です。
現代人は、脂のりのりが大好きですから、魚の旬も脂のり基準に変わりつつあります。