夏と言ったら・・・・・暑い。
普通に枕詞のように、直ぐに思い浮かべるワードです。
しかし今年に限ってはどうでしょう?暑いどころか寒いくらいの陽気。
こんな陽気でも夏の魚、アジが大量に入荷しています。
しかも源蔵丸の発泡とくれば、あるブランドあじを期待してしまいます。
それは島根県は浜田の水産ブランド「どんちっち」、どんちっちアジです。
今迄に何度となく紹介してきたどんちっちアジ、今年の新入社員小野寺(弟)に知っているか聞いてみると・・・・・。
ぽか~んとした表情をしていたので、何となく状況を理解しました。
こいつ知らないな!
後で確認したら、同じ鮮魚課の小島社員から勉強のため数匹もらい食べていたそうです。
だったら絶対に覚えて欲しいブランドアジの1つなので、今回は勉強の意味も込めてどんちっちアジの詳細を説明したいと思います。
もともと島根県西部沖で獲れるマアジは脂ののりが良く、旬の時期はトロにも匹敵すると言われています。
調査データによると、一般のアジの脂肪含有量が3.5%なのに対して浜田のマアジは旬の時期で10%、時には15%を超えることもあるそうです。
そしてこの驚異的な脂ののりは、餌となるカイアシ類の一種カラヌスと呼ばれているプランクトンだと言われています。
普通に脂がのって美味しい浜田のマアジの中で、
・島根県西部沖で水揚げされたモノ。
・概ね4月~9月に水揚げされたモノ。
・平均脂質が10%以上でサイズが50g以上のモノ。
厳しい選別ラインをクリアしたアジだけがどんちっちアジに認定され出荷されてくるのです。
そして忘れてはいけないのが、生産者情報を記載したシールが貼ってあることです。
小野寺(弟)社員、もう忘れないでね。
「仏の顔も三度」、W小島社員が笑って許してくれるのも今回限りですよ(笑)。