ホヤの旬ではないですが、セリ場で見つけたので紹介します。
原索動物の一種で、ホヤ目に属します。よくホヤ貝と呼ばれていますが、厳密には貝ではないそうです。
ホヤの仲間は、日本だけでも百数十種程もいると言われていますが、食用とされているものは、マボヤやアカボヤなどごく一部です。
漢字で書くと、海鞘、老海鼠、富也、保夜などの表記も見られる。ホヤの名は「ランプシェードに当たる火屋(ほや)にかたちが似ている」から、または、「ヤドリギにそのかたちが似ている」から。
またマボヤはその形状から「海のパイナップル」と呼ばれることもあります。
ホヤは見た目もグロテスクですが、よく「海を食べているような・・・」などと評されるような独特の磯の風味があり、好き嫌いがかなりはっきりしています。
実は筆者もどちらかと言えば、苦手な部類で、匂いをかいで、無理と判断している、いわゆる食ず嫌いなのかもしれません。
加工品も沢山ありますので、話の種に食べる価値ありますよ。