海水温上昇で、ヤリイカもそろそろ産卵?

ここにきて平塚市漁協の定置網漁が絶好調!

連日、日海丸・川長三晃丸の2船よりアジ、カマス、サバ他の魚の出荷されて来ます。

そして今日は活けモノで、この時期珍しいヤリイカまで入荷しました。

仲卸㈲八丁平の藤本社長が海水温が上がって来ているんじゃない?と話された。

確かにダンベと一緒に運ばれてくる海水が以前よりも温かいかも。

関東・東海海況速報を調べてみると、約1ヶ月前に比べて2~3℃海水温が上昇していました。

海水温が上がりヤリイカは、産卵準備のために水深の浅いところに異動している時に網にかかってしまったのかもしれません。

活けのヤリイカの色はキレイでいいですね、そして美味しそうです。

活けのヤリイカを華麗に捌いて食べる・・・・・。

さぞかし美味しいでしょうね!?

うっ、コリコリした最高の食感。しかし烏賊の旨みが足りないかな。

こんな経験したことありませんか?

マグロや牛肉を寝かす=熟成なんて言いますが、イカやタコには該当しないようです。

死後の分解の仕組みに違いがあり、イカやタコは旨み成分のイノシン酸まで分解されないそうです。

ではなぜ時間が経ったイカが美味しいのか?

旨味成分は、違うモノ同士を合わせると更に美味しく感じることが出来るそうです。

イカにはイノシン酸の前段階のアデニル酸が存在しており、これにグルタミン酸が加わり、旨味の相乗効果が発生するようです。

もしかしたら活けイカに、味の素をかけたら速攻で美味しく食べれるかも(笑)。