海水温1℃の上昇は、魚にとって死活問題。

うわっ!かなり魚体が良いブリ。

どこの魚なのとパーチをみると、北海道は道東の羅臼と知床。

10㎏前後の大振りなブリばかりで見とれていると、営業の源波部長が声をかけてくれました。

本来はもう獲れていない道東のブリなんだよ。

でも見て察しの通り、抜群にイイ身質だと仲卸からは評判だそうです。

どうやら海水温が高過ぎるため、いまだに北上しているみたいです。

気象庁が発表している海面水温情報をみても、今年は直近5年間の平均海水温を1~2℃超過しています。

おさかなマイスターである㈱ムラマツの村松社長によると、海水温の1℃上昇は、人にとって気温10℃上昇に匹敵するダメージだそうです。

これだけ海の環境が変化すれば、棲む魚も変るし、従前の四季の感覚がずれるのも仕方がないですね。

果たして2018年は、無事に『ひみ寒ぶり』宣言はなされるのでしょうか。

ブルーの発泡箱、ピンクの発泡箱に早く逢いたいな。