特種相対品課の売場でエゾバフンウニを発見しました。
日本で食べられるウニは、エゾバフンウニとキタムラサキウニの北方系の2種が全体の90%以上を占めます。両者は姿形も全く違えば、色も味も違うそうです。
さすがにウニを割ってお見せすることが出来ないので、ネット上から写真を借りてきました。
どうです?身はオレンジ色で濃厚な味。甘味も強く人気のあるウニです。見た目が”馬糞”に似ているからこのような不名誉な名前が付けられたそうです。
旬は7月から8月と限られた期間。エゾバフンウニは雑食なので何でも食べますが、食べる餌によってウニ自体の味も変わってきます。
特に利尻昆布や羅臼昆布を食べて育ったエゾバフンウニの味は絶品だと言われています。
ウニはこのわた(なまこのはらわた)の塩辛、からすみ(ボラの卵巣を塩漬けにして干したもの)と一緒に三大珍味と言われ、昔から珍重されてきました。
海の栗、ウニをご賞味あれ。