あっと言う間に1月も残り10日になっちゃった。
年齢を重ねる毎に、時間が経つのが気のせいか速く感じる。
今日は何を題材にしようかな?
横浜・富岡から、東京湾のイシモチが入荷しました。
あっそうだ、今日は「ある蒲鉾」を紹介したいと思います。
これは家内に秘密で、今回初めてカミングアウトすることなんです。
昨年末、人生勉強のためにプチ贅沢しちゃいました。
買っちゃったんです何千円もする蒲鉾を、当たり前ですが紅白で。
文化11年(1814年)創業・小田原蒲鉾の老舗㈱籠清の「鳳凰」です。
小田原蒲鉾の御三家には、㈱籠清の「鳳凰」のほか鈴廣かまぼこ㈱の「古今」、㈱丸う田代の「冨士」が高級蒲鉾としてラインナップされています。
なにか拘りがあって「鳳凰」を選んだ訳ではありませんが、3年計画で全てを制覇したいと宣言したい気分です。
その理由は、イイものを選んでよかったと言う気持ちで、現在も心が満たされているからです。
何を隠そう私は蒲鉾が大好きで、子供の頃は正月に食べ過ぎて母親に怒られたくらいです。
31日に箱を開けて記念撮影。
厳重な包装に家内はこれ幾らするの?と疑問を持ったみたい。
聞いてないふりして、「食べた感想を聞かせてよ!」と話を横道に逸らしちゃいました。
でも家内は、娘たちに蒲鉾を食べろ、蒲鉾を食べろと促してくる。
親から無理やり指示されると反抗する年頃の娘たち。
いつもは蒲鉾に手をつけない娘たちが、不思議なくらいバクバク蒲鉾食べるんですよ。
なんでそんなに食べるのと聞いたら、単純に美味しいんだって。
高かったけど、買って良かった。
でも「鳳凰」の値段を娘が知ったら、絶対に「肉」がイイと言うでしょうね。
追伸
現在、蒲鉾製造のほゞほゞの行程が機械化しているなかで、「鳳凰」は原材料に拘り、手作りの拘った逸品です。
悔しいのか、嬉しいのか、娘たちが良いモノが分かるようになったんだと感心する新年でした。