ありそうで無かった、斬新すぎるデザイン・・・
万国共通の記号が表記されている魚箱。
記号から推測される中は、すべて『女子のみ。』
なぜだかドキドキ・・・
ブルーのパーチをめくってみると・・・
ん!?
何かがびっしり・・・
「いやん」冷たい。
特種な氷。フレーバー氷は通常の氷よりも薄く作られるため、密度が高くなり魚にとっては鮮度が落ちにくい利点があります。
・・・ますます気になる。大事に包まれた『♀』
しかし・・・掘れども掘れどもお目当ての『♀』は見つからず・・・
いつの間にか、氷湖のワカサギ釣り状態に・・・
チラッと見えた魚影を・・・
すかさず・・・キャッチ!
大変お待たせしました・・・
大事に包まれた『♀』は・・・
北海道産のニシンが入荷しました。
ニシンは鮮度落ちが早いため、水氷にします。
今日入荷したニシンの保存状態はバッチリ。
鱗落ちは少なく、銀色を保っていますね。
魚眼も綺麗です。
そのためか、鰓も澄んだ赤色。
ところで、なぜ雌雄が分かったのでしょうか?
ニシンは外見では雌雄がわかりずらい魚。かと言って、切れ込みを入れて卵を確認した後も無いし・・・
なぜでしょう?
仲卸さんいわく、ニシンのお腹に光を当てると分かるとの事。白子が入っていると光が透過しないそうです。
産卵シーズンなので、魚体を傷めず素早く雄雌の選別ができるとの事。
なるほど・・・勉強になります。
今の時期は程よい脂質なので、骨が多いので身は薄く切り刺身で頂き、卵は数の子にして頂くとの事。
『♀』印のニシンはいかがでしょうか~。もちろんオスもございます・・・ただし『♂』印は無いけどね・・・