段々と、セリ場に並ぶ魚が変化してきています。
北海道産のハタハタ、
マツカサダイ。
えっ!?
小島社員のセリ場で、目を疑う魚を発見しました。
その魚とは「玄海サーモン」です。
「玄海サーモン」はご当地サーモンの走り的存在で、九州産の養殖サーモンは貴重です。
それは九州=南=海水温が高い、誰でも容易に推測出来ることです。
サーモントラウトの生育に適した水温は、大雑把ですが10~17℃位と言われています。
海水温が20℃を越えると、サーモントラウトは食欲が減退し最悪の状態を迎えます。
ですから「玄海サーモン」の出荷時期は、海水温が上がる前の2~4月と限定的なんです。
ネットで調べたところ、玄海町の現在の海水温は29℃とぬるい温泉レベルになっています。
なのに「玄海サーモン」が出荷されて来たことに、驚きを隠せません。
可能性としては、海面養殖ですが水深深くして育てているのか、それとも陸上養殖しているもか?
東北、北海道の養殖サーモンが、海水温の問題で上手く行かないニュースを見ているだけに興味深いことです。
今日の玄海サーモンの魚体、最高に良いです。
今度マルハニチロの担当者に逢う機会があったら、秘密を聞いてみたいです。