水産のセリ場に、熊本よりブロッコリ―が出荷されました?
えっ!冗談ですよ、蓋を開けたら美味しそうなカサゴが登場しました。
魚の運搬には、現在広く発泡スチロールの箱が使用されています。
発泡スチロールは、軽くて、保温性が高く、用途に合わせたサイズを選ぶことが出来るので、とても便利だからです。
しかし、買うとなると1個や2個買う訳では無く大量に、そして10円、100円では買えず、出荷者も経費としてある程度考慮しないといけません。
そして、一度魚を入れた発泡スチロールには匂いが移ってしまい、再利用の幅が狭くなるのです。
しかし、本日登場したブロッコリ―の入っていた箱は、運搬の役目を果たしたら、ただのゴミなんです。
一般的に出荷者は、全国各地の市場に出荷しています。
正直、発泡スチロールの箱は再利用出来るくらいキレイですが、一つ一つ回収する方が新しく買うよりコストがかかります。
しかも青果において発泡スチロールは、有料で廃棄しなくてはいけないゴミなんです。
そのため、漁師が自ら動いて箱を回収する場合、無料や安価に譲り受けることが出来ると聞いています。
幸いにブロッコリ―は箱に匂いが移らず、好都合だそうです。
聞くところによると、ブロッコリ―の他に、リンゴの箱も有効に再利用されているそうです。
こんなところで、エコな活動が展開されているんです。