先日、スーパーで白ミルが売ってました。思わず買ってみようかと悩んでいたら、スーッと普通に買って行く一般の人がいてビックリ。お店の人も「通だね」と一言。
市場では見慣れた食材ですが、詳しく調べてみました。
白ミルは、正式名ナミガイ。漢字で書くと波貝と表されます。
オホーツク海から九州まで広く分布しています。白ミルと呼ばれていますが、高級な鮨ネタとして知られる「ミルガイ(ミルクイ)」の代用として扱われることから付いた呼び名です。
貝の色は違えども、姿形はよく似ていますが、全く別の種類同士です。
白ミルの食べ方ですが、貝殻から身を取り外し、水管(ミル)とワタを別々にし、水管の部分だけを食べます。
加えて水管の部分については、皮まで剥して食べるなんて、貝にしてはとても珍しいです。
何とも歩留りが悪い食材なのか。それとも可食部分が少ないので、貴重高価な食材なんでしょうか。
You Tubeで何度も捌き方を見たので、何となく自分でも出来そうです。
今の時期が旬である白ミル、一度食べてみたいと思います。