今日は今朝から土砂降りの雨、そして急に気温は低下し、16.7℃まで記録しました。
今日は、本牧、小柴、富岡、平塚と周辺の漁協から大量の魚が入荷しました。
平塚市漁協の日海丸からは、大量のサバとミズカマスが入荷しました。
今日は、ミズカマスを紹介します。
ミズカマスとは、関東地方での呼び名、で正式名はヤマトカマスです。
カマスの語源は、口が叺(かます)のように大きいからと言う説。もう一つの説は歯が鋭い魚なので、「カマ」は「噛む」が変化したものであるとも言われている。
ミズカマスの旬は夏で、冬は漁獲されないそうです。肉質は柔らかく、少し水っぽいので、別名ミズカマスと呼ばれているらしいです。
ミズカマスと対比されるのが、アカカマス(本カマス)ですが、一緒に並べてみて写真を撮ったので魚体の色や体形を比べやすくしてみました。
色はミズカマスが青っぽいのに対し、本カマスは黄色っぽいです。背びれと腹びれの位置が上下同じ位置なのがミズカマス、背びれの方が腹ひれよりも尾に近いのが本カマスです。
ミズカマスは本カマスほど大きくならないそうです。
ウロコについては、ミズカマスは非常に木目細かなものでなっています。
肝心の味ですが、本カマスの方が美味しいようですが、味覚は、個人個人違うので、一般論としてご理解下さい。
捌く場合、魚体が細いので処理する内臓も少なく、ウロコも簡単に取れます。
塩焼簡単、皮目も旨味があるので引かずソテー、鮮度が良ければ刺身に挑戦してみて下さい。