筆者の年齢が判ってしまいますが、子供の頃赤魚の粕漬けをよく食べていました。
そして今は、同じ様なものだけど、アコウダイの粕漬け。
丁度先日美味しそうなアコウダイを撮影したので、紹介したいと思います。
そもそも赤魚なんて魚あるのかと思い調べたら、答えはありませんでした。いくつかの輸入のメヌケ類の流通上の名称のようです。
現在「アカウオ」と呼ばれているものは、アラスカメヌケ、モトアカウオ、チヒロアカウオの3種だそうです。
いい加減な回答となりますが、赤魚と呼ばれる魚には似た魚が結構いること。そして外国人は大雑把なので、海外でそれらしい魚が大量に獲れると赤魚という名前をつけて日本に輸出しているようです。
日本国内でも、地方によって呼び名は様々で、アコウダイもアコウ、メヌケ(目抜け)、メヌキ、アカウオ、アカラなど呼ばれています。
名前の由来は、写真の通り、見事に漫才師、西川きよし師匠のように目が飛び出しているからです。
水深500~700メートルの深海に生息するため、釣り上げられたときの水圧の急激な変化でこんな姿に(笑)
しかし、さすがカサゴ目フサカサゴ科に属するアコウダイ。白身で脂がのって美味しいし、粕漬け、西京漬け、堪らないです。
相模湾、そして伊豆でも釣れるそうですよ。国産は目が飛び出るくらい高価な魚だそうです。本物を食べてみたいです。
追伸
今日もクリオネが入荷していましたよ。
鮮魚担当の当社社員に値段を聞いたら、ほぼ運賃と若干の手数料。
観賞用の淡水エビ、ビーシュリンプの方が高いですね。
でも、市場から出たら、どんな値段になるのか。