三宅島、神津島など東京都から目に良さそうなサカナが入荷しています、キンメダイです。
こんなに間近にキンメダイの目を見れるのも、市場関係者の特権なのか。
アップでサカナの顔をカメラで撮っていたら、何者と絶対に思うはずです。
しかし何時みてもキレイな瞳、何処となく金色に見えませんか?
それもそのはずキンメダイの由来は、目が金色であるからと言われています。
サカナは殆どが近眼で、人間が言う視力は0.1から0.2程度と言われています。
キンメダイも視力は悪いのですが、視覚を他のサカナに比べ優れており、暗い深海の中でもシッカリ餌を捕食しています。
キンメダイの赤・朱色は、天然色素カロテノイドの1種「アスタキサンチン」によるもので、非常に高い抗酸化作用を持っているので、化粧品、健康食品などで幅広く利用されています。目にも例外なく、非常に良い役割を持つそうです。
それではキンメダイの目はカラダに良いのか調べてみたら、ビタミンB1、DHA、EPAを多く含み、目にもカラダにも良い栄養が沢山含まれています。
ビタミンB1水溶性なので水に溶けやすく、DHA,EPAは脂肪分で火を通すと成分が減少してしまうので、そのまま生で食べるのが栄養的には一番良いのですが・・・・・・。
透明なゼラチン状の硝子体と呼ばれる箇所は、タンパク質で出来ているので、熱を加えると白く固くなるので、個人の好き嫌いの世界になってしまいます。
筆者的には、子供の頃は遊びで口に入れたりしてましたが、大人になって煮魚で目の周辺は食べたり、骨までしゃぶったりしますが、ちょっと引き気味です(苦笑)。