目の毒、しかしその名前にはそそられますアカムツ。

週末ですから鑑賞に堪えられるサカナ、いや目に毒なサカナを紹介しましょう。

何が毒かと言うと、兎に角美味しい。しかしその値段を聞いたら、度肝も抜かれるくらいです。

その正体は、何度もブログで紹介しているアカムツ(ノドグロ)です。

今日セリ場にならんでいたのは、三重県引本から入荷された「釣りモノ」のアカムツです。

アカムツは、漁獲場所や漁獲方法によって値段に大きな差が出ます。

画像のアカムツのキロ当たりの取引値は、高級牛肉「松阪牛」、「但馬牛」には届きませんが、地元神奈川の葉山牛と大体同じレベルです。

この値段は市場の価格ですから、買受人、鮮魚専門店と流通を幾つか通過すると「福沢諭吉」先生一人では当然購入出来ないと思います。

見た目も料理の一部といった高級指向の飲食業者は、高価であってもお客様の注文があれば購入していきます。

フリーで店先に並べて簡単に売れるものではないので、仲卸でも特定の先しか買って行かないスペシャルな存在です。

かなり目線を高くし過ぎた印象もありますが、いつかはアカムツを食べてみたいな。