相模湾、獲れる魚が変わったぁ?

「月に叢雲花に風」と言う格言を知っていますか?

良いことには何かと妨げが入る例え。 また、この世の中の思うようにいかないことの例えです。

寧ろ良い時・絶頂期は、永遠に続かないモノ=変化するモノだと、人は本能的に認識している。

周囲環境が変化しているのなら、自らが「変体」するしかないのです。

嫌でも人は毎年歳を取るので、自分の意思に反して「変体」していますが(冷汗)。

今日はどうしても神奈川で水揚げされた魚を紹介したくて・・・・・。

1尾目は「オアカムロ」、小田原より出荷ありました。

無理矢理、海水温が高いことに結び付けたい訳じゃありませんが、敢えて白黒つけるなら温暖系です。

オアカムロは相模湾で珍しい魚ではありませんが、コンスタントに入荷する魚でもありません。

鮮度が良いので、刺身で食べても美味しいと思います。

そして2尾目は「アカサバ」、標準和名ハチビキです。

市場だから出来ることですが、アカサバとマサバを並べて記念撮影。

生物分類上、両者は全然違いますが、他人の空似じゃないですが似ているかも。

外見は似ていますが、身の色や味に共通点は見当たりません。

私の舌が馬鹿なのか、高級魚のハチビキは言いにくいですが・・・・・。

見た目通りの赤はその身肉も同じですが、実は白身の魚のようにたんぱくな味わいです。

少し前の相模湾とは一味違う魚が最近入荷しますが、1つ1つ認めながら前を進んで行きます。