真夏の珍事です。
昨日平塚市漁協の定置網より、ワラサが纏まって入荷です。
かつて4月~6月に100尾を越えるワラサがダンベで入荷しましたが、7月は珍しいことです。
横浜市場には76尾程度入荷しましたが、小田原市場にも同じくらいの量を分散して出荷しているようです。
何故1ケ所に出荷しないのか?
出荷者は1円でも高く買ってくれるところ(市場)に出荷するんです。
しかも数が纏まり過ぎると、値が下がる。
市場の価格決定システムがそのまま反映するのが、悔しいです。
魚の価値は「鮮度」も大切だけど、魚そのものの良し悪しが一番重要だと思います。
牡蠣など貝類はサンプルとして剥いて、中身を見せている。
ワラサなどは特に、捌いて魚の状態を知らせるのも悪くないのかな。
少し意外なのは、細すぎて「箸にも棒にもかからない」ワラサじゃないこと。
もし試してみる(=食べてみる)?と質問されたら、私は二つ返事でお答えするでしょう。