相模湾のカンパチ、前評判高めです。

横浜市場の売りは、朝どれ鮮魚の追っ駈け!?

以前はそうだったと思うけど、今はどうなんだろう。

黒潮の大蛇行以降、相模湾は激変した。

潮の流れが変わり、仕掛けた定置網に魚が入らなかったり、海水温が上昇し魚種も変わった。

定置網に魚が入らなければ、網を変えたり仕掛ける場所を変えたりしたら?

自然に優しい漁法=待ちの漁法なので、毎日が博打と同じです。

そして簡単に右から左、上から下へ移動出来ないし、タダじゃ出来ないので我慢するしかないですね。

今日はバショウカジキではありませんが、南の魚・カンパチその幼魚汐子他が中心で、平塚から出荷されてきました。

実は先週末から伊豆伊東、大磯、平塚や江ノ島の定置網には、カンパチが入っていたんです。

魚の前評判は非常に高く、2kg以上のモノは脂がのって美味しかったそうです。

久々の追っ駈けのカンパチ、買わない理由はありません。

1kgを少し割れるサイズの汐子ですが、仲卸八丁平でゲットしました。

まだ会社始まったばかりなのに、早く家に帰って捌いて食べたいです。

追伸

カンバチと言えば夏の魚で、一般的には温帯や熱帯などの温かい海を好むとされています。

何も獲れないなら、生息温度が違う魚でも良いと考えるのは邪道ですか?

全国的に不漁のしらすも、先週江ノ島辺りでは纏まって水揚げがあったようです。

水産業界にも、少しは明るい話題が欲しいですね。