前回イシダイで、かなり調子に乗り過ぎたことを反省して、今回は原点回帰を目指します。

挽回するには『あやかりタイ』ではなく、正真正銘の鯛、真鯛でしょ。

早速、市場内仲卸㈲元初商店大菊社長の店舗で、真鯛を２尾買ってみました。

リベンジ料理は、２品目。

一つ目は、以前作った『電気炊飯ジャーによる鯛めし』。

今回は真鯛の下拵えを行った後に、醤油・日本酒・味醂につけて下味をつけてみました。

米は２合、鰹出汁、醤油、日本酒、味醂が基本で、塩麹などを加えても美味しく仕上がりますよ。

二つ目は、新作レシピ『真鯛のレモン蒸し煮』に挑戦しました。

真鯛は３枚に下ろして、塩・胡椒、白ワインで下味をつけます。

お鍋に水を入れ沸騰したら、真鯛を皮を上・身を下にし、レモン輪切り、プチトマト、ニンニク（チューブでも可）、醤油、オリーブオイル、バターを投入。好みで胡椒を加えてみて下さい。

８～１０分煮込んだら完成。

真鯛と煮汁、プチトマ、レモンを添えて、乾燥パセリでもふりかけて下さい。

見た目、とてもキレイでしょ。

シンプルに調理した真鯛と、レモンの酸味とプチトマの甘さが堪りません。

味が薄いと思ったのですが、ほど良い酸味が食欲を掻き立てます。

非常に簡単な料理だけど、予想以上に美味しかったです。

料理のレパートリーに行き詰ったら、試す価値ありますよ。