糠サンマ作っちゃった!

秋刀魚(さんま)、今年は不漁、駄目だったと言うレッテルを貼られ終わってしまうのか?

最近12尾、13尾が入荷してくるけど、外見は悪くないですよ。

秋は旧暦では7月から9月、現在は9月から11月とまだまだ秋真っ盛り。

有言実行、私はサンマを食べて応援します。

先週23日(水)に仲卸キタウシ商店で、北海道厚岸のサンマを4尾購入。

いつもは何とかの一つ覚えじゃないけど塩焼きで食べているのですが、今回はちょっと変化球を・・・・・。

糠ニシンならぬ、糠サンマに挑戦してみました。

作り方はとても簡単、サンマ、糠、塩、お好みで鷹の爪を準備すればダレでも作れます。

サンマの下処理は、肛門から包丁を入れて内臓と血合いを取り除くだけです。

(※腹を割ってみると、けっこう脂がのっていて美味そうなサンマでした。)

次はサンマに一晩塩漬けて、

魚が被るくらいの量の糠で漬け込み・熟成させます。

(※漬け込む糠には塩を混ぜておきます。)

あっさり浅漬けなら翌日、塩気を効かせたいのであれば数日漬け込むことをおススメします。

今回は約4日間漬け込んだことになりますが、塩気が少し身に入り過ぎたかな?

大根おろしを一緒に添えて食べれば、ちょうど良い塩気加減だったかったかもしれません。

やっぱり餅屋は餅屋、プロの味には敵わないと実感しました。

大きいサイズのサンマは美味いです。

ただ、100円では絶対に買えません。

もうそろそろ、サンマ=100円の幻想から目を覚ます時が来たと感じています。