活けタラバガニ、
松葉ガニ、
セコガニ、
ドウマンガニ・・・・・。
高級食材が並ぶ特種相対品課のセリ場に、あるモノが大量入荷。
しかしアッと言う間に買い手が決まり、セリ場から搬出されて行きます。
今日ご紹介するのは、「湯上りですか?と思わず聞いてしまいそう。
真っ赤な姿が美しい「紅ズワイガニ」です。
出荷されてきたのは青森県西津軽郡深浦産の「日戻り紅ズワイガニ」、今年2度目の登場です。
なぜここで紅ズワイガニを紹介するのか?
ヒントは「箱売り」、1箱いくらという売り方です。
ごちゃごちゃチョット回りくどいですね。
ストレートに言って、スッキリしちゃいます。
紅ズワイガニは、カニは高いと言うイメージを超越した、懐に優しいカニなんです。
値段で言えば、セコガニと肩を並べる水準。
市場内の仲卸店舗では、1杯野口英世お一人さまで十分だと思います。
(但し、市況は毎日変化しますのでご理解下さい。)
カニは好きでも解すのが・・・・・、実は私も同類です。
セコガニは目が弱い初老には厳しい。
でも紅ズワイガニなら、ガニのサイズとしてはちょうどイイ。
だから目には優しいし、慣れてくれば解すのも苦じゃないはずです。
紅ズワイガニはお一人様の方は購入を考えた方がイイです。
だって、カニを解すのに集中し過ぎ、食べるのに集中し過ぎて、どんどん会話が・・・・・。
絶対に無口になるか、独り言増えちゃうでしょうね(笑)。