また今年もこの時期に出逢え、なぜか「ほっと」している。
当たり前のことが、当たり前にならないのが最近の傾向です。
そしてまた再会を果たせたのが、網走湖産のワカサギです。
今年は1月5日(金)より解禁した網走湖の氷上ワカサギ釣り。
昨年と比べ変わらぬパッキングで、市場に出荷されています。ただ産地を表示しているスタンプの色が少し違うかな。
網走湖っていったいどんなとこ?
急に興味が湧いて来たので、少し調べてみました。
網走湖は北海道北東部網走市と大空町にまたがる湖で、南岸に網走川、東岸に女満別川が流入し、オホーツク海へは約5km網走川を経て流出しています。
湖の水が海に流れ込むことは不思議なことではありませんが、この網走湖ではとても興味深い現象が起きているそうです。
それは冬季の時期、北風によって海水が網走湖に逆流することで淡水湖が汽水湖に変身することです。
また網走湖が位置する場所が海に近接するため、ここに棲むワカサギは成長期に降海する『遡河回遊型』と、生涯を淡水で生活する『河川残留型』が混在するんです。
まだ解禁して20日しか経っていないため、入荷しているワカサギのサイズにバラつきがありますが、本格的に漁が行われると問題は解消されるんだと思います。