先日購入した養殖鮎を塩焼きで食べました。
鮎は他の魚と違い、内臓処理などあまり手を加えず料理しています。
とりあえずは真水・水道水で鮎は軽く洗い、腹は軽くしごきます。
鮎の腹は鮮度が落ちてくると、緩くなってしまいますので、必要以上に触らない下さい。
そしてYou Tube先生直伝の串打ち。
竹串は、市場内関連棟の三河屋さんで調達しました。
皮の薄い鮎のような魚は、振り塩にすると塩をかけ過ぎてしまうので立て塩にする方がベストです。
しかし今回は、手抜きして飾り塩と振り塩で下拵え完了しました。
ロースター付きガスコンロで焼くのもいいのですが、小さな魚の場合は専用ロースターの方が焼き具合を目視できるのでおススメ。
でも・・・・・、飾り塩したのにヒレ焦がしちゃいました。
ちょっと焼き過ぎちゃったかな?
まあ、今は鮎のトップシーズンなので、また買えばいいかなと思っていたら・・・・・。
特種相対品課小森社員のセリ場で、凄い鮎に出逢ってしまいました。
その名は㋚サカイ水産の紀州うめぇ鮎、この色目で養殖鮎だと言うから驚きです。
一見すると天然鮎と変わりがないですね。
ヒレが黄色、そして微かに追い星を確認することが出来ます。
なぜなのか?答えは簡単、姿・形がキレイで肉質の良い天然鮎種苗を使用しているからです。
この紀州うめぇ鮎は、安全・安心を基本に『和歌山らしさ』『和歌山ならでは』の視点で高く評価された優良県産品だけに認定・推奨される『プレミア和歌山』に平成25年3月に認定されています。
横浜市場で当社は、仲卸の㈱伊勢三だけに紀州うめぇ鮎を販売しています。
そして㈱伊勢三も、限定した百貨店と量販店にだけに販売しているそうです。
とても興味深い紀州うめぇ鮎、ちょっと深堀して行きたいと思います。