宮崎県日向灘より天然物鮮魚のセリ物品として様々なサイズのカワハギが並んでいます。
四季を通じてまずい時期はないんですが、冬を備えて肝が大きくなる秋のカワハギは特に珍重され、肝の大きさで値が決まるほどです。
青森県から九州南岸の日本海、太平洋沿岸、瀬戸内海、韓国、台湾、中国などの100メートルよりも浅い砂地に生息する一般的によく知られているサカナです。
美味しくて愛嬌があり親しみ易く馴染みの深いカワハギは何と100以上の呼び名を持っているそうです。
例えば「身ぐるみ剥ぎ取る」ところからバクチ(静岡、石川、香川)
大根などを擦り下ろす「下金(おろしがね)」を富山ではセンバと呼ぶことからセンバ。
東京や神奈川では皮を剥いで料理するためカワハギと呼ばれたそうです。
カワハギは詳しく調べてみると、かなりウンチクがつまって面白そうです。
可能であればオス・メスの見分け方など画像に残し、ご披露できればと思います。
これからが本格的に美味しいカワハギ。肝ぷくな姿を見つけるのが楽しみになりそうです。