鮮魚課五十子社員は、「色物(イロモノ)」が売れない・安いと嘆いている。
「色物」とは白や黒以外のモノ、若しくは正統派以外のモノの総称と言われています。
市場で言ったら、色が着いた鯛やダルマイカ等々。
今日のセリ場で言えば朱色の「ホウボウ」も完全にコロナウイルス禍だ。
魚の良し悪しの問題ではなく、ただ需要がない、仕入れても販売する先がないから買わない。
五十子社員にK単価を聞いてみたら、「えっ?!」。
ハッキリとした金額は言えませんが、高級魚のはずなのにかなりリーズナブルな価格になっています。
1箱3~5㎏でK単価1,000円だったら、3,000~5,000円(税抜き)/箱。
仮に1箱に6入れだったら、ほゞほゞ毎晩おかずはホウボウ。
これじゃ途方に暮れて、方々漫ろ歩きしちゃうでしょうね。
でもホウボウは刺身、塩焼き、煮付けなど、調理方法を悩まずにすむ魚です。
私はフライや天麩羅がおススメで、純白で優しい食感の身肉は、タルタルソースやめんつゆを相性がイイです。
そして私自信もそうだったんですが、とても滑稽な外見のホウボウはどうやって捌くのか?
答えは簡単上手下手は別として、ホウボウは普通に3枚下ろしが普通に出来る魚なので挑戦してください。