今日鮮魚課北海チームのセリ場で、良いサイズの「毛蟹(ケガニ)」を見かけました。
市場に出荷されて来る毛蟹は、活け、ボイル、冷凍など様々な形態で出荷されて来ます。
しかし近年物流網が発達したことで、北海道から活きた状態で毛蟹を輸送することは容易いこととなりました。
セリ場で出逢った毛蟹は、勿論活けです。
毛蟹といったら大鋸屑(おがくず)まみれだと思っていたら、必ずしもそうではないようです(笑)。
場内の仲卸店舗を散策すると、北丑商店、
八虎商店、
ムラマツ、
伊勢三で活けの毛蟹に出逢えた。
いずれも甲羅の大きさが15cmを超える大振りものばかり、1杯の値段かなりすると思います。
高級食材の毛蟹を水産物扱いのプロである仲卸・買参加者は、どうやって選んでいるのでしょうか。
いくつか毛蟹選びのポイントを教えて貰いました。
1つ目:持ってズシリと重いモノ。
2つ目:いわゆる堅がにと呼ばれる甲羅の堅いモノ。
3つ目:色艶の良いモノ。
今回ブログに毛蟹を取り上げるため色々調べたら、面白いことが分かりました。
1つ目:毛蟹はオスしか市場流通しないこと(=資源保護のため)。
2つ目:1年を通して何処かで水揚げされているので、いつでも毛蟹は入手可能です。
今までだったら横浜市場に出回らないレベルの毛蟹が目の前にいる。
本来だったら喜ばないといけない場面だけど・・・・・、素直に喜べない私がいます。