今日は同じ魚が西と東から大量入荷、コハダです。
コハダの標準和名はコノシロですが、入荷されているサイズは7~10㌢なのでコハダサイズです。
西は兵庫県姫路市一栄丸水産、東は地元神奈川県横須賀市㈱長井水産より計100箱超の出荷されたものです。
コハダがちょっと湧いちゃいましたかね?
箱の蓋を開けると、とても良い型のコハダが姿を見せました。
㈱長井水産から出荷されたコハダは、「松輪のさば」と同じように水氷がトロトロしているんです。
おそらく、ほとんど魚に人の手が触れられず出荷された、非常に魚の状態が良いモノだと感じ取れます。
仲卸も興味津々。特種課のセリ物品にもコハダがおり、熱心に魚の目利き見比べ下見をしています。
コハダは9月分天然鮮魚(2号物品)のせり物品。午前4時30分より今週は鮮魚課からセリが開始されます。
しかし、思うような鑓が入らず全て残品へ(荷主が損を被る金額で手槍を入れても落としません)。結果、相対取引での販売に切換えになりました。
そして100箱のコハダがどうなったのか、気になりますよね。
心配はご無用、30分もしないうちに全て完売です。しかもセリ値以上の金額で販売されました。
当然、当社営業担当の実力もありますが、出荷して頂いたコハダの魚の質が良いからこそ売り切ることができるんだと思います。