少し変わった形の魚がいました。
八角(ハッカク)、正式名はトクビレです。
名前の由来は、第二背ビレと尾ビレが、特に大きいのが特徴で、トクビレ。
ハッカクは、胴体をブツ切りにした時、断面が八角形に見える事から、その名で呼ばれています。
ハッカクは、雌よりも雄が好まれ、北海道では雄雌で別々の呼び名で流通しているそうです。
因みに、雄雌の見分け方のポイントですが、雄の方がヒレが特に大きいことと、ヒレに白い紋があるそうです。
見た目で判断してはいけない魚の一つで、獲れる量が少なく、獲れる地域も北海道と北陸地方と、地域限定感もある魚なので、市場での価値も高い魚の一つです。
旬は冬、と言ってもなかなか市場でもお目にかかれない魚です。
ハッカクは白身の魚ですが、身に甘さ、旨味があり、脂ものっていてとても美味しいそうです。
鮮度が良ければ刺身、そして焼きもお勧めで、「軍艦焼き」という料理が有名だそうです。
ハッカクの干物も美味しいそうですが、今度探してみたいと思います。
ネットで値段を調べたら、キロ2,500円(目安)と、そこそこの値段ですね。