マテガイにしては貝殻がデカイ!
発泡のケースを見ると「オオミゾ」と記されており、早速ネットで調べてみました。
すると、どうやら貝好きには堪らない存在のようです。
正式名称は、オオミゾガイ(大溝貝)。
東北以北アラスカに生息する貝で、今日は北海道の襟裳より出荷されてきています。
撮影のために海水に手を突っ込むと、あまりの冷たさにビックリでしましたが、生息地を知って納得です。
そして、ネットで調べてビックリしたことがもう一つ。
外見はマテガイのようですが、貝を捌いてみるとトリガイのような足が出てくるそうです。
そうこうしている間に、貝扱い(各種貝の捌きが違います。)が当市場でも得意な仲卸伊勢勝片山社長に買われて行きました。
(片山社長の捌いた貝は、お寿司屋でそのままネタとして使われています。=お魚捌き方教室の先生)
片山社長にオオミゾガイはどんな貝なのか質問すると、トリガイよりも肉厚で、味はホッキ貝と本ミルに近い味で、兎に角美味いそうです。
ただ貝付の場合、高い確率で砂を噛んでいるので、砂抜きをはじめ食べる前の一手間、下準備が必要な貝だと注意されました。
下処理済みで、後は食べるだけのモノもあるようです。
筆者のような面倒臭がりには、買ってすぐに食べれるモノがいいですね。
俄然、オオミゾガイに興味が湧いてきました。
機会があったら、是非とも食べてみたいです。