天然物鮮魚(2号物品)の12月分せり物品の対象外になったせいなのか、昨年セリ場並んでいたクロムツの超大型サイズを残念ながら見かけることができません。
それでも鮮魚課佐藤社員、五十子社員のセリ場を中心に、東京都小笠原、三重県伊勢志摩、神奈川県江ノ島などから入荷があります。
夏の時期には、コムツなどが平塚市漁協などからも出荷されてきますが、今の時期入荷してくるのクロムツは魚体が違います。
単純に真っ黒い色ではなく、見る方向によってはアッシュグレーに輝く美しいサカナです。
クロムツは晩秋から冬にかけて、産卵期むけて体内に栄養を貯め込み脂がのって最高に美味しい時期となります。
そして年を明けた1月から3月頃には、クロムツが抱卵しムツコを楽しめると思います。
筆者、旬と言われる時期を外したクロムツを1年以上前に食しましたが、むっこいと言うよりシッカリとした白身魚の印象です。
おそらく、熱を加えるとクエみたいに大変身するのかも・・・・・・、絶対に買って食べる価値のあるサカナです。
皆さん買って食べて下さいと言っても、おそらくスーパーの鮮魚売り場には並ぶことがない高級魚だと思います。
しかし、当市場の仲卸には探せば売っている店舗あると思います。
今週末12月25日のクリスマスの日は、臨時開市日(通常日曜日は市場休業日です。)。
基本的には一般個人の方に小売はしませんが、行ってみると必ずプラスな事あるはずです。
今の時代良いモノを安く買うには、SNSですよ。