最近セリ場で赤、黒の魚をよく見かけます。シタビラメです。
ムニエルにすると大変美味しい魚ですが、筆者は食べたことがありません。庶民には縁遠い存在です。
シタビラメの旬は夏。これからの季節入荷量も増え、価格も安定してくると思います。
一般的に流通しているのは「アカシタビラメ」と「クロシタビラメ」で「赤舌」「黒舌」の名で通っており、名の通り赤色と黒色をしています。
シタビラメはよく、赤舌なのか黒舌なのかと良し悪しについて論議になりますが、調べてみるとこんなことが・・・・。
①取引値は黒舌の方が高い。(これは色合いや体型が整っているため見栄えがよい)
②シタビラメの中では、黒舌の方が漁獲量が多い。
③肝心の味ですが、赤舌の方が美味しいと言われています。(赤の方が身が厚く美味しいそうです)
黒も赤も白身でクセのない割に旨味があり、シンプルな調理でも美味しく食べれます。
ただ、少し水分が多い身質なので、調理前に一塩振って身を締めておいた方がより美味しく仕上がるそうです。
是非シーズン中で食べてみたいです。
来週は、第1土曜日の市場開放日。仲卸の店先を探してみようと思います。