いつも気になっていた殻つき牡蠣が特種相対品課北村社員の売り場にあります、陸前高田市の米崎牡蠣です。
何が気になるって発泡スチロールの箱の色、そして男性3人が並んだイラスト。
極め付けは「三代つづいた、牡蠣バカです。」と言うキャッチフレーズ。
陸前高田市米崎町で養殖漁業を営む丸吉水産が、卸売市場でターゲットにした取組として2015年3月にスタートしたモノです。
搬送用の発泡スチロールの箱は、通常ホワイトが一般的なのです。
しかし米崎牡蠣は赤(ピンクかな)と緑色の2種類で、牡蠣の大きさに合わせて色の違った箱に仕分けして出荷されています。
パステル調の色合いなので、嫌味がない存在感アピールがセリ場でも好印象です。
米崎牡蠣は外見だけのアピールだけじゃなく、牡蠣そのものにもアピールポイントがたくさんあります。
米崎町は広田湾の内湾にある漁場で、比較的波の穏やかで森の栄養分をたっぷり含んだ気仙川が流れ込むため、ぷっくりと膨らんだ美味しい牡蠣が育つんです。
因みに恵まれた自然環境を十二分に活かすため、筏に牡蠣ロープ吊るす養殖栽培方式をとっているそうです。
昨年末米崎町の隣県の宮城県で、牡蠣の生産地でノロウイルス汚染が騒がれ、一時期出荷停止までに追い込まれました。
筆者も殻つき生牡蠣が大好物ですが、体調が悪い時は細菌に当たる可能性が高くなるので十分気をつけてくださいね。