輪島の海女素もぐり、魅かれます。

輪島の海女素もぐり”天然岩かき”ネーミングに魅かれます。石川県漁業協同組合のHPを検索したら、ありました輪島海女の漁。

輪島の海女による伝統的素潜り漁技術は、一昨年の6月20日に「石川県無形民俗文化財」に指定され、あわせて「輪島の海女保存振興会」が「いしかわ里海の至宝」に認定されていました。

全国に1万人いた海女は、この30数年で2000人弱になり1/5に激減したが、輪島の海女は10数年以上も前から200人前後を維持し、400年以上も前から続く「伝統的海女文化」を継承しているそうです。

夏が旬の岩ガキですが、冬に岩ガキを見かけないのには理由があります。
岩ガキは、養殖が盛んなマガキと違い、そのほとんどが天然もの。つまり、海女さんや漁師が海に潜って獲らないといけません。そのため、冬は漁ができず、市場に出回らないのです。

大量生産が出来ない分、価格はマガキの3倍以上することも少なくないのですが、その分粒は大ぶりで濃厚な味わいです。

(殻付カキは、マガキで1個120~150円、岩ガキは1個380円くらいします。)

殻付岩ガキは、マガキに比べてカキ剥きを入れる場所の判断が難しく、貝殻が気持ち頑丈です。しかし、キレイに貝柱に当たりパカッと開くと気分は爽快、カキ自身もぷっくりと太って大きいので、1個だけでも食べた気がします。

岩ガキにも名産地が沢山あり石川県の能登、秋田県の象潟が有名で、最近は佐賀県の有明、長崎県の五島列島なども美味しい産地として挙げられています。

カキの味は産地によっても異なるので、是非食べ比べしてみて下さい。

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