お盆休みも終わり3日振りに市場開市です。
しかし、またもやアジがセリ場にない。
鮮魚課小島社員が手当てしたアジは、全て売約済みの完売状態です。
水揚げされる総量が少ない、連続してやってくる台風が原因で時化。
海が荒れています、
しかしそこに救世主が・・・・・。
平塚市漁協の定置網日海丸、川長三晃丸が、「追っ駈け」の魚を積んで市場に到着しました。
天然物鮮魚のセリを上回る仲卸、買参人、そして小売商が魚を目利きし、セリの開始を今か今かと待っています。
お目当てはやはりアジ、そしてサバ。
セリ落とされる金額は、いつもの倍近くまで跳ね上がっています。
こんな風景を見ていると、「市場経済の価格メカニズム」が働いているんだと実感します。
今は、正に需要>供給の状態。
どうしても注文等で商品を揃えなければいけない時は、欲しければ値段を上げて買うしかないんです。
お盆を過ぎて吹く風も少しづつ秋らしくなり、水揚げされる魚も少しづつ変化して行きます。
これからどんな魚が入荷してくるか楽しみです。
追伸
通過した台風18号、そして只今日本列島に接近中の台風19号の影響で、来週もアジ不足は続きそうです。