今朝は、気温20℃を超え、穏やかな朝。
日の出がとても綺麗でした。
セリ場では、仲卸金一坪倉商店の坪倉社長がカメラを片手に、横浜魚市場卸協同組合の魚市場コラムのネタ探しに奔走中でした。
私は素人ですから、魚の目利きのプロである当社社員の言葉を参考にして、自分の目で見て美味しそうな魚や、実際に自分が捌いたり、料理したことで、是非食べたいと思う珍しい魚、興味のある魚をこれからも紹介したいと思います。
今日は、セリ場で見つけたハガツオを紹介します。
発泡の箱に「方三」と示されていたのですが、カツオなの?と目を疑い、鮮魚課佐藤社員に質問。
すると、これはキツネだと言われ、身がカツオとは違い白濁したピンク色で美味しいよとのこと。
おさかなマイスターの宮島社員からは、ハガツオ=歯鰹は、歯が犬歯状で鋭いことから、その名の由来があると聞き、少し口を開けて確認しました。
カツオとの違いは顔だけではなく、縞模様もカツオが腹側にあるのに対して、ハガツオは反対の背側にあります。
ハガツオは、サバ科に属する魚ですので、鮮度が落ちやすい魚です。
新鮮なうちは、ピンク色で柔らかい身を楽しみ、少し時間が経ったものは火を通した塩焼き、唐揚げ、煮付けでお召し上がりください。