流氷が着岸するまでの限定品を今日はご紹介します。
一昨日、テレビを見ていたら上野アメ横の風景が流れていました。
今年は赤いモノが高いと言ってましたが、確かにタラバガニ、ズワイガニ、毛蟹、イクラに酢だこも昨年より値を上げています。
値が上がっている理由は、原材料が不漁などの理由で不足しているからです。
実は今日紹介する魚も限りある資源を有効・継続的に生息するため、漁期を4月~12月と厳しく定めています。
その魚は『キチジ』、北海道では『キンキ』と呼ばれています。
そしてキンキはキンキでも今日のキンキは特別なキンキで、『釣きんき』と呼ばれ、網走漁業協同組合の登録商標まであります。
とにかく『釣きんき』は見ていても、惚れ惚れするような魚体の美しさに引き込まれてしまいます。
比較になると色彩の違いがハッキリですが、モノに『松竹梅」あるように格差が生じることは仕方がないことです。
私もキンキは大好きで1年に1回くらい食べていますが、松を食べていないので比較はしずらいのですが・・・・・。
竹でも梅でもキンキは美味しい魚だと思っていますが、松である網走『釣きんき』はある意味別格なんでしょうね。
1㌔当り10,000円も当たり前の高級魚ですが、『釣きんき』ブランドなら納得プライス。
網走『釣きんき』は、オホーツク海より流氷がやってくる1月から3月の海明けまでは禁漁です。
貴重な新口入荷の『釣きんき』、これが平成最後になっちゃうかもよ。