ある魚の写真を撮っていたら、㈱元熊商店の西山さんが食べたことある?と私に質問。
私は即答しました、網走の『釣きんき』はないですよ。
でも実は食べて美味しい魚は?と聞かれたら、私は『クロシビカマス』か『きんき』と答えるでしょうね。
好きなので食べたい気持ち200%超ありますが、『釣きんき』高級魚過ぎて手を出せません。
『釣きんき』は業界人だったら、知らない人はいないくらいメジャーなブランドです。
タグ付きの魚介類は数多くありますが、『釣きんき』その名が商標登録されているんだから驚きです。
このタグを見ると水揚げした漁船が分かり、今流行のトラサビリティーも明確となっています。
今日入荷しているきんきは第五十八勝喜丸が水揚げしてもので、水深600~1,000㍍で操業しています。
ちなみに第二十一万泰丸は片道4時間~4時間半かけ漁場へ移動し、水深600~1,200㍍の深海で操業しているそうです。
今迄きんき、キンキと呼んできましたが、きんきの正式名称=標準和名ではなくキチジ(吉次)が正解です。
しかし、不思議なくらい正式名で呼ばれている姿を見たことがないです。
見ていても美しい魚なので、鑑賞に堪えうります。
しかし残念ながら、見ているだけで、空腹の胃袋を満すことは出来ないです(笑)。
是非『釣きんき』を食べて欲しいのですが、駄目な場合は他県のきんきでもイイから煮魚で食べて欲しいですね。