錘鰤、紡錘鰤、ツムブリ、Rainbow runner!

銚子の荷主毎度っ!!一山よりある珍しいサカナが、大量に入荷しました。

 

それは、ツムブリです。

こんなに大量に入荷されることは本当に珍しく、4入れから10入れまで大きさも様々t単位での入荷だったそうです。

名前の通りブリと同じスズキ目アジ科のサカナですが、属としてはツムブリ単独で構成されています。

そしてブリ、カンパチ、ヒラマサの「ブリ御三家」には入れない、どちらかと言えばマイナー扱いのツムブリです。

しかし、細面な顔付き、青いストライプが印象的でカッコいい。英名は、Rainbow runner、Blue‐stripe runnerとこれまたカッコいい。

営業一部源波部長の話では、以前に比べると入荷が増えてきたサカナの一つだそうです。

ネットで調べてみると、「ぱさぱさして美味しくない」「脂が薄い」「小さいものは食べれたものじゃない」など散々な評価。

身肉は赤みがかった色合いで、人の好みが出てしまう程度のものです。

身質はどちらかと言えばブリよりもアジに近く、身の解れ方もどちらかと言えばアジ似だそうです。

旬と言われている秋から冬にかけては、脂の甘みと旨みが最高にのって美味しいそうです。

ブリと言えばアラを炊いて食べると美味しいですが、ツムブリも例外ではありません。

脂ののりが今一な時期には、濃いめの出しで煮つけ、ツムブリ大根、味噌汁なんていいですよ。