「処暑(しょしょ)」が過ぎれば、暑さが和らぐ・・・なんて言いますが、いかがお過ごしでしょうか。
おとめ座が始まる本日、冷凍課セリ場で魅力的な一言。
「フグ太郎君。イイものあるよ。」
声を掛けてくれたのは、海老チームの期待の若手・関田社員。
「見本台に出していない商品・・・なにがでてくるのか!?」と、ワクワクしていると・・・
!?
お弁当箱を連想させるパッケージ。
中には・・・
なが~い手が特徴的な『スキャンピー』がお目見え。
『スキャンピー』は、魚市場での愛称。
標準和名は『ヨーロッパアカザエビ』
植物の「藜(あかざ)」の若葉の色に由来するからアカザエビとの事。
工藤セリ人いわく、ニュージーランド産は赤色が強く、本日入荷のオランダ産は、国産品の色目(オレンジ色)に近いとの事。
近海生鮮は9月中旬から入荷が始まり。価格は1キロ1万円はする高級海老のアカザエビ。
比較的流通量が多い、ニュージーランド産でも生鮮品と変わらない価格。
・・・さぞかし、お高いのでしょう・・・
ところがどっこい!
関田社員いわく、マルハニチロさんから特別に仕入れた「スポット商材」との事。
数量が限られた商品だったり、期間限定だったり、定番商材ではない商品の事をスポット商品と言いますが、
魚市場流にいうと・・・『隠し玉』なんですね。
通常商品ではない「隠し玉」を、「あなただけに特別ですよ~」なんて言われて出された時には・・・
関田社員恐るべし・・・
オランダ産スキャンピーおススメですよ~