雨ニモマケズ、平塚の追っ駈けはやってくる。

5月3日は憲法記念日で祝日、しかし市場は開場しています。

前線を伴った低気圧が東日本の南岸を東北東に進んでおり、昨日の夜半から強い風を伴った雨が降っています。

しかも海は波が高く、船舶は高波に注意が必要な最悪のコンディション。

セリ場に並ぶ魚の数は当然少なく、寂しい限りです。

そして、この天候では誰しもが今日の『追っ駈け』は駄目だと思っていたら・・・・・。

何と日海丸、川長三晃丸ともに魚の入荷があると連絡が入りました。

かなりの時化で大変だったと思いますが、新鮮なアジやサバの入荷は当社にとっても仲卸・売買参加者にとってもありがたい話しです。

午前6時30分に追っ駈けのセリが開始。

これよりGW明けの7日(月)まで養殖魚を除く鮮魚の入荷はなく、今週最後のセリとなります。

必然的に出される手槍も、若干高めのようです。

宮沢賢治の「雨ニモマケズ」じゃないですが、雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けず・・・・・。

当たり前のように魚があるのが普通じゃないことを肝に銘じ、常に人に、魚に感謝する。

ありがとうの気持ちをいつも持ち続け、人を思いやって生きて行きたいと思う。

少し宗教チックかな(笑)。