青森サーモンはING(現在進行形)です。

ヤバい、取り扱っている魚のことが少し分かりは始めたら・・・・・、どんどん面白くなって来た。

現在の環境下で面白いなんて不謹慎かもしれないけど、出来るだけ魚を勉強のために食べたいと思っている。

そんな私の興味をそそる魚を、塩干低温倉庫内売り場でみつけちゃいました日本サーモンファーム㈱の「青森サーモン」です。

実は「青森サーモン」とは初対面ではなく、昨年2019.7.26のブログ「おススメ鮭鱒入荷してますよ。」で冷凍ドレス姿をキャッチしてました。

その時割って腹の中を確認したいと呟いていたのですが、何と今日その願いが叶いました。

どうですか、良い脂ののりしているでしょ!?

そしてキレイな鰓、鮮度が良い証拠です。

でも塩干合物課の梅沢社員に聞いたら、荷主(日本サーモンファーム)の自己評価はまだ100点満点ではないそうです。

えっ?満点じゃない。完璧じゃない理由は何なのと梅沢社員に聞き直してみると、「青森サーモン」が目指す姿をレクチャーしてくれました。

目指す姿は、ノルウェーのサーモントラウトの生フィーレの色目、弾力そして味わいだそうです。

理想とする「青森サーモン」を目指して、日々弛まぬ開発努力を続ける日本サーモンファームを私は全力で応援したいと思います。

2015年に養殖を開始し、昨年が本格出荷元年。

そして今年が2年目ですから、令和と共に歩んでいるサーモンですね。

サーモン、サーモンと言っていますが、正式にはサーモントラウト=ニジマスを海で養殖した魚です。

とても馴染み深い顔立ち。

鮮魚課セリ場で大変お世話になっている「玄海サーモン」と同じだからですね。

同じ日本海で育ったサーモントラウトですが、青森と佐賀では北と南、車での移動距離1,600km超もあります。

育った環境が違うと、全然魚も違うんでしょうね。

世界遺産の「白神山地」から流れ出豊富なミネラルを含んだ水と、対馬海流・津軽海流の厳しい潮流の中で育った「青森サーモン」。

ここまで聞いたら試したくなりますよね。