青森県より良い烏賊が入荷してます。
箱の中を覗いてみると、妖艶な輝きを見せているのはスルメイカ。
アップで近づいて行くと、撮影している私自身が写り込んでしまうくらいキラキラしています。
箱に記されている「尻屋いか」、営業一部源波部長にどんなイカなのか聞いてみたら面白いことが分かりました。
ちょっとスルメを触ってごらんと言われて軽く触れてみると、イカの表面を蠢く無数の斑点が・・・・・。
この状態を「イカの提灯」と呼ぶのですが、活きている・鮮度が高いことの証明です。
従前の昼釣りイカ釣による漁獲物は、関東以南の主要消費地市場入荷が漁獲後2日目朝になっていました。
しかし漁船入港時間の早期化等を検討し、丸1日短縮して翌日朝の主要消費地市場入荷を可能とし、高鮮度・高品質の出荷による魚価を高めることに成功したそうです。
このような取り組みは、横浜の市場の朝網「追っ駈け」と同じですね。
縁起物として古典的な儀式や儀礼の場に使われるスルメイカ。
結納品に寿留女の当て字を用い、同じ結納品である昆布(子生婦)と共に、女性の健康や子だくさんを願う象徴になっています。
運気を上げるには、縁起の良いモノを食べるしかないですね。