台風一過、また蒸し暑い夏に逆戻り。
関東地方への直撃は免れたものの、海上は大時化で出漁を取り止めが多く、関東以北からの荷物は限定的で少量入荷です。
そんな中鮮魚課関西チームのセリ場に赤い閃光が走りました。
この情熱的に熱い深紅のテープで巻かれた発泡の箱。
箱には『韓國産』と記されていますが、ちょっと可笑しな漢字です。
そっと蓋を開けてみると、中には高級魚アカムツ(通称ノドグロ)がキレイに収まっていました。
『赤』と言うと、何となく韓国を連想してしまいます。
韓国サッカー代表の色、そしてサッカーサポーター『レッドデビル』、キムチ・カクテキの色も『赤』。
入荷しているアカムツはどちらかと言えば、赤と言うよりピンク色。
韓国産のアカムツは、特種課瀧澤社員のセリ場でちょくちょく見かける島根県や鳥取県から出荷される小さなアカムツに非常に似ています。
やっぱり同じ海、日本海側で育っているからでしょうね。
魚を見れば大体の相場を想像出来る方が大勢いらっしゃいますが、この韓国産のノドグロはサイズも小さいのでお求め易い価格だと思います。
そうは言っても、天下のアカムツ=ノドグロですから値は張ります。
似ても焼いても美味しいノドグロ、ドンと食卓に並べてみたいものです。