最近、美味しそうなイカがどんどん入荷しています。
地震でインフラが混乱している九州、福岡からダルマイカ(ケンサキイカ)。
東京都神津島、八丈島からは、赤イカ((ケンサキイカ)。
兵庫県淡路島、地元富岡からは、スミイカ(コウイカ)が入荷。
鎌倉や平塚からは、活けアオリイカも入荷することがあります。
イカは、不思議な動物です。
同じイカでも獲れる場所で呼び名が違います。
今日のダルマイカや赤イカも、正式名称はケンサキイカなのですが、市場では誰一人、標準和名で呼ぶ人がいないんです。
スミイカについても同様で、コウイカと言う名は、ほとんど聞かないですね。
世界には、約450種のイカが存在しますが、日本近海には、そのうち140種くらいが確認されているそうです。
イカは軟体動物門、頭足網に属し、ケンサキイカ、アオリイカが属するツツイカ種と、コウイカが属するコウイカ種が市場を席巻しています。
ここで、イカの雑学を1つ紹介したいと思います。
イカの頭は尖っている方?
正解はNO!
俗に「みみ」とか、「えんぺら」と呼ばれる三角帽子のようなのは鰭(ヒレ)で、それは胴体(外套膜)の後部に付いていますので、鰭のある尖ったほうはイカの「後」となり、眼や口のある頭部があるほうが体の「前」です。
ですから、イカの10本の足は頭から直接生えているわけです。この特徴からイカ、タコは「頭足類」と名付けられています。
ヘルシーで低カロリーのイカ。どんどん食べて下さい。