「塩釜東沖」のメバチマグロの入荷が続いております。
前回ブログに書いた通り、この時期の塩釜より入荷するメバチマグロは、
この時期ならではの「旬のメバチマグロ」ではないでしょうか。
仲卸に伺ったところ、よく見るポイントは『香り』とのこと。
延縄船は出港して平均して27日位の操業で帰港します。
漁が悪い時は30日を超える事もあり、マグロの備蓄に必要な清水や氷にも影響が出始めます。
また、匂いが強い魚種が混獲されると、血水から匂いが移ってしまう事もあるそうです。
生鮮マグロは刺身を中心とした、生食用のため『香り』は非常に重要になってくるとの事。
競り前の下付けを行う時に、腹部や、尾を中心に匂いを十分に確認します。
この時期に入荷する、『塩釜東沖』のメバチマグロは、芳醇な天然マグロの香りが楽しめる、旬のマグロです。