ちょっと小振りですが、美味しそうな魚が東京湾内湾の富岡から入荷しましたカサゴです。
一年を通して味が変わらないサカナですが、冬から初春(12月から2月頃)が旬と言われています。
しかし、モノの本によりますと初夏から冬と全く真逆なことを言っているものもあります。
産卵の時期、カサゴは卵を産み付け自然に孵化させるのではなく、体内で卵を大切に孵化させ加えて、独り立ちできるまで育児するんです。
親の鏡みたいなイクメンなサカナで、ただただ感心です。
セリが始まるまで、鮮魚課の社員は素早く魚を、活魚・そのなかでもアナゴが先頭に並べられ、重量、見た目の大小、セリ値が高いと思える順番に、出荷してきた漁船ごとに分けていきます。
筆者が自分自身で買ってる訳ではありませんが、どうやったら美味しく食べれるかな?思いを巡らせます。
個人的には煮付けにしたいのは山々ですが、さすがに少しサイズが小さ目ですかね。代案として、骨ごとバリバリ行く、丸のカサゴの唐揚げはどうですか。
ただ揚げるなんですが、一手間加えると更に美味しく頂けるます。それはカサゴの体表やヒレなどのヌメリを取り除くんです。
湯通しや塩を使ってヌメリは簡単に取れるし、塩を使うことで下準備と下味を付けることができます。
→余計な水分も体内から抜け出るため、旨みが凝縮されるんですよ。
もっと小さいサイズなら、意外と安価で2~3匹パッキングされたカサゴが販売されていますよ。
他人の受け売りですが、味噌汁の具に贅沢に使うとワンランクどころか、かなり美味しさの度合いがアップしますよ。
なんと言っても、カサゴの出汁と身肉のWで楽しめますから試す価値あると思いますよ。