熊本県から、立派なサイズのアカシタビラメが入荷しております。
この度、熊本県を中心とする大規模な地震で、犠牲になられた方々には心からご冥福をお祈りするとともに、被災された方々には心からお見舞い申し上げます。
私達は、これからも一生懸命熊本産の水産物を販売して行きたいと思います。
さて、今日はとてもユニークな姿をした美味しい魚、舌平目を紹介します。
舌平目は平目と同じ左側に目が付いています。「左平目、右カレイ」と言いますが、舌平目は分類上ヒラメ科ではなくウシノシタ科に属する魚です。
舌平目の語源は字のごとく「舌」(ベロ)のような形をした魚で、呼び名は地方によって異なり「ウシノシタ」「ウマノシタ」「ウシノベロ」「ベロ」などと呼ばれている。
舌平目にはアカシタビラメとクロシタビラメがおり、赤舌(アカベロ、アカシタ)黒舌(クロベロ、クロシタ)という名で一般的に通用し、クロよりアカの方が身が厚く美味しいそうです。
舌平目は白身で淡白な身であっさりとした味わいのある魚で、夏から秋が旬です。
ヨーロッパでは「魚の女王」と言われるほど珍重され、中でもフランスでは舌平目の料理というのは欠かせない存在で、ソテーやムニエルは人気です。
舌平目の魅力は別格で、魚料理は苦手な欧州人でも舌平目だけは好きという人が多いそうです。
舌平目の捌き方、とても面白そうです。そして、白身がとてもキレイなので、今度ムニエルに挑戦したいと思います。